中華まんやカレーなどを展開している東京の食品メーカー中村屋が、昨年12月に不法就労助長容疑で書類送検されていたことがわかりました。
外国人が在留資格で認められている範囲外の活動であることを知っていながら業務にあたらせた疑いがあるとされています。
警視庁によれば、中村屋の埼玉県内の工場で、2021年6月までの2年半にわたって、人材派遣会社「And MiRAiZ」から派遣されたネパール6人について、本来は通訳や専門的技術者などに与えられる「技術・人文知識・国際業務(通称:技人国)」の在留資格を有していることを知りながら、パッケージへのシール貼りなどの作業に従事させていたと見ています。
当該ネパール人と人材派遣会社は同年8月に検挙されていますが、このほかにも別のネパール人やベトナム人およそ30人が不法に働いていた可能性があるとして調べが進められていました。
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