留学生の入国制限緩和、「遅きに失した」

留学生の入国制限緩和、「遅きに失した」

8日から外国人の新規入国についての規制が大幅に緩和され、長く入国が阻まれていた留学生の来日も制度上は可能になりました。

リモート授業では限界があると訴えてきた学生や教育機関それぞれが今回の入国制限の緩和を歓迎する一方、緩和するタイミングについては「遅きに失した」と評価する声も挙がっています。

日本の入国制限については、昨年後半にビジネストラックやレジデンストラックによる入国が一時的に解禁され、技能実習生などが入国することが出来た一方、留学生にとっては時期が合わなかったこともあり、ほぼ閉ざされたままでした。

そのため、11月8日から外国人の新規入国が認められるようになったことで、留学生にとっては実に1年10ヶ月ぶりに日本の鎖国が解けた状況となっています。

大学を始めとする日本の教育機関は留学生に対し、オンラインでの授業などを行なったりして教育を止めない取り組みを行なっていました。

しかし遠隔地では時差があり勉強会のタイミングが合わないことや、そもそも研究に参加することができないなどの問題があり、教える立場にある大学教授も「本質的な教育はほとんどできていない」と述べるほど支障を生じるケースもあったようです。

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