従来のゼロコロナ政策を転換し、新常態（ニューノーマル）への適応を開始したベトナムで、航空機の旅客輸送の再開を急ぐ動きが出ています。
ベトナム交通運輸省は10月10日から、試験的に国内およそ19の路線の運用を再開し、それ以外の路線も早期に運航が可能となるよう、ベトナム政府は各自治体への準備を要請し、再開に向けた規則の策定を急いでいます。
10日からの試験運航にあたっては、乗客はワクチンの2回接種を完了し、搭乗72時間前に新型コロナウィルスの陰性証明を取得している必要があるなど、防疫上の条件が課されています。
そのうえで、さらに陸路での旅客輸送についても試験的再開を踏まえつつ徐々に緩和される方針を明らかにしており、国内での移動網の復旧を急ぐ姿勢がうかがえます。
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