タイでは首都のバンコクから50kmほどの近郊にあるサムトサーコーン県のマハーチャイ水産市場で大規模な新型コロナウィルスの感染クラスターが発生し、一部地域の封鎖などを余儀なくされる事態となっています。
タイ政府は19日の夜にこのクラスターの新規感染者数は548人と公表していましたが、翌日20日には689人、21日は800人以上、22日に1,000人以上が確認されており、水産市場とその周囲は19日以降封鎖され、区域内の居住者は外出が禁じられ食料も配給される状況となっています。
サムットサーコーン県では公共施設を閉鎖したほか、バンコクでも今回のクラスター発生を受けて、次のような防疫措置によって対処することとしています。
- 娯楽施設、タイボクシングジム、各種市場などをはじめ、大規模イベントは当面の間自粛
- 公園で密になるような活動の自粛
- 寺院における宗教行事の自粛
- 年末年始の各種イベントの自粛
- 都内の官民全てに対し、少なくとも今後14日間、可能な限り在宅勤務とすること
- バンボン区、ノンケーム区、バーンクンティアン区に所在する都立学校は2021年1月4日まで、14日間休校
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