大学や大学院を来年3月卒業予定の就職内定率が例年よりも低い傾向にあることについて8月初旬にも報じられていましたが、別の調査でも同様の結果が出ていることが明らかになりました。
全体的には留学生に限らず、国内の学生の内定率も減少傾向にあるようです。
この調査は来年3月に卒業予定の大学4年生と大学院修士課程2年生、合計343名に7月3~19日にかけてインターネットを通じてアンケートし回答を得たもので、学生の内訳は文系が260名、理系が83名となっています。
なお、回答者のうち75%が日本語レベルN1保有者、17%がN2保有者となっています。

アンケート実施時の内定率を見ると、過去2年ほどは同時期に40%台だったのに対し、今年は31.5%と目に見えて低くなっていることがわかります。
さらに理系専攻の学生の内定率がそれほど例年と変わりないように見える一方、文系専攻の学生内定率が低くなっています。

ただし、国内学生と比べて留学生の内定率が低い点については、留学生の就職活動の動き出しが遅い傾向にあることも考慮すべき点です。

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