オノデラやパーソル、在留外国人の特定技能移行を支援

制度開始当初から技能評価試験の実施もままならず、制度上の煩雑さもあいまって伸び悩んだ特定技能ですが、期せずして脚光を浴びる形となっています。

技能実習が終わっても帰国することができず、あるいは日本へ留学し卒業したあとも就職に困窮しているという外国人が増加傾向にある中、国内にいながら就労への道筋を立てやすい在留資格として、特定技能への関心が高まっています。

特に技能実習生など、新たな外国人財の入国が未だに困難な日本国内では、人材関連企業が在留外国人に対して在留資格変更に必要な手続きを支援したり、特定技能評価試験の学習支援を行うといった取り組みをスタート、強化していることが報じられています。

特定技能ビザの取得に必要な技能評価試験や日本語試験を通過させるための教育機関をミャンマーなどに持ち、多数の試験合格実績をアピールしているオノデラグループ傘下のオノデラユーザーランでも、特定技能外国人向けの求人サイトをリニューアルし、サイトに登録した在留外国人が特定技能介護分野での試験に必要な講座をオンラインで受けられるようにしました。