本来の技能実習の主旨に合致するキャリアルートとなる事例だと思われます。
香川県高松市の食品スーパー「マルナカ」では、採用している技能実習生が帰国後、現地同業法人に優先採用してもらう取り組みを行っていることが報じられています。
来日する技能実習生にとっても帰国後に経験を生かした戦力として働くことができ、かつ日系企業で高待遇で働くことができるというメリットが強みとなりそうです。
マルナカと、その惣菜製造を担当するグループ会社では3年前からインドネシアの技能実習生を受入れており、現在2社合わせると60名以上の実習生が働いているといいます。
受入れ初年度に迎え入れた実習生が今年9月に実習期間が修了し、帰国予定の3名は全員がインドネシアのイオン現地法人への就職を希望。試験を受けて採用される予定になっているといいます。
マルナカはイオン傘下の企業であり、技能実習に関連した流通分野では例が少ない国内外に展開しているグループ企業であることから、今回のような採用モデルは製造業以外では珍しい事例となっています。
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