【コラム】ベジタリアンとヴィーガンの違い【Vol.29】

【コラム】ベジタリアンとヴィーガンの違い【Vol.29】

こんにちは、RJBF事務局です。
梅雨らしい雨の日が続いています。日本の出入国規制も一部解除の動きや単発的な臨時航空便の運航など、徐々に緩和の兆しを見せていますが、規制解除は7月末以降に延期されることが決まるなど、外国人財界隈では梅雨同様に早く晴れ晴れとした状況になるのを首を長くして待つばかりです。

さて私事ですが、仕事の都合上で月に1~2回、必ず福岡のネパール料理店で食事をすることがあります。
福岡はネパール人在留者が多い街で、もちろん調理スタッフはネパール人で、来店者もネパール人がかなりの割合を占めますから、現地さながらの味と雰囲気でダルバート(ネパールカレー)やモモ(ギョウザ)を堪能しています。
その品書きには「ベジタリアン」用のダルバートなども用意してあるわけですが、他方ヨーロッパやアメリカでは「ヴィーガン」という食生活も存在します。

「ベジタリアン」については日本でも割とわかりやすい言葉として認知もされていますが、「ヴィーガン」はまだ日本では馴染みが乏しいうえ、ベジタリアンと似ているところもあるため、今ひとつ区別できないという方も多いのではないでしょうか。
両者の違いを知っておくことは両者とお付き合いするうえでは重要なキーポイントです。

外国人財と一緒に働いたり関わることが多いRJFBサロンメンバーの皆様ならご存知かもしれませんが、そうでない方のためにも、少し解説してみましょう。

ベジタリアンの定義

ベジタリアンは菜食主義者を指すことは一般的に知られている通りです。肉や魚を食べず、代わりに野菜や豆、穀物を摂取する食生活を送る人を呼称して言います。
野菜を意味する「Vegetable(ベジタブル)」に由来していると思われがちですが、実は「健全な、新鮮な、元気のある」という意味のラテン語「Vegetus(ベゲトゥス)」が語源になっていることはあまり知られていないかも知れません。
その歴史は比較的古く、明確に主義として認知されたの1847年に英国ベジタリアン協会が発足した以降と言われています。

この記事の続き(非公開情報)はサロン会員限定です。 会員の方はログインしてご覧ください。 入会にあたっては入会案内をご覧ください。

既存ユーザのログイン

CAPTCHA


   
PAGE TOP