新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、ベトナム政府は外国人入国者に対するビザの発給を一時的に停止する措置を決定した模様です。
この措置は18日0時より30日間実施されることとなっており、査証免除者やベトナム系の人や親族訪問者に対する査証免除書の保有者、その他特別な場合(専門家、企業管理者、高技能労働者など)については、在住国の権限ある機関が発行する新型コロナウイルス感染症検査が陽性でないという証明書を持ち、かつこの証明書についてベトナムによる承認を得なければベトナムに入国できないとしています。
(報道元:VietJo)
こうした措置の背景には、ベトナムではヨーロッパやアメリカ等からの帰国者を媒介して新型コロナウィルスが感染拡大している経緯があり、外国人観光客からも陽性反応が確認できたことから、流入と止める意図があるものと考えられます。
13日には観光地として人気のホイアン旧市街も事実上閉鎖されているようです。
また、16日からは空港や公共交通機関、スーパーなど不特定多数が集まる場所でのマスク着用が義務付けられています。