外国人技能実習生が在籍している事業所、いわゆる実習実施者に対して、全国の労働局や労働基準監督署が行なった令和3年の監督指導事業所数は9,036件に及ぶというデータが明らかにされました。
さらに監督指導を受けた事業所数のうち、労働基準関係の法令違反が認められた実習実施者は72.6%に相当する6,556事業所であることもわかっています。
指導監督、違反事業所数ともに、過去6年間で最も多かった令和元年に次ぐ、2番目に多い結果となっています。
【監督指導の状況】

主な違反事項は昨年まで同様に「安全基準」が最も高く違反事業所の24.4%にあたる2,204件、次いで「割増賃金の支払い」が16.0%にあたる1,443件となっています。
【主な違反事項】

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