「ホーチミン市がロックダウン（都市封鎖）される」という事実でない情報をSNSで拡散したとして、ホーチミン市在住の男性が罰金刑に処されたようです。
男性はFacebookで、ホーチミン市が28日から14日間の都市封鎖措置に入るとの情報を書き込んでいました。
悪質な意図のもとでなかったことや、反省を示したこと、前科がないことなどから、約4万7千円の罰金刑とされています。
なお、ベトナムでは4月1日から新たな法律が施行され、次に上げるようなデマや扇動的な情報をインターネットを通じ拡散した場合に高額な罰金刑が科されるようになります。
- 組織や個人の誹謗中傷
- 国民に恐怖を与える内容
- 暴力、犯罪、賭博、社会問題を扇動・教唆
- 旧弊、迷信、わいせつ情報
- ベトナム領土を不正確に描いた地図などを流布
（報道元：VietJo）
ただし、ハノイやホーチミンが感染拡大に対して迅速な都市封鎖を検討していることは事実であり、そうした場合の準備を首相は両市に対して指示していることは事実として報じられています。
（報道元：日経ビジネス）